葬儀の種類
公開日: 2020年07月29日
更新日: 2024年07月02日
- 葬儀・供養
葬儀の種類は様々あり、葬儀への考え方や参列者の人数などにより分かれています。喪主として葬儀を執り行う立場の方だけでなく、最近ではどのような式を行ってほしいか生前に決めておきたいという方も増えてきていますので、まずはどのようなお葬式があるか参考にしていただけたらと思います。
ここでは葬儀にはどのような種類があるのかご紹介いたします。 まずはお気軽にご相談ください。
一般葬
一般葬では通夜、葬儀式、告別式など従来のしきたりや習慣に沿って一連の式が行われます。 通夜は葬儀の前日に行われますが、参列者を招いて遺族と食事等をしながら故人を偲ぶものです。 「葬儀式」は通夜の翌日に行われ、遺族やごく親しい知人による宗教儀式です。 宗派によってその形式やしきたりなどが異なりますので、執り行う際は宗派を確認しておきましょう。 葬儀式の後は告別式が行われます。 葬儀式が宗教的な意味合いがある一方で告別式は遺族や参列者が故人と最後のお別れをする社会的な意味合いの強い式典となります。家族葬(密葬)
明確な定義はありませんが、家族や親しい友人を中心とした少人数でのお葬式を家族葬と呼んでいます。 また、密葬は親しい間柄の人たちが故人とお別れをするために本葬以外の機会を設けるといった場合に執り行われます。自宅葬
以前の葬儀は自宅で行うのが一般的でしたが、全国各地に葬儀場ホールや会館が建てられたことにより、ホールや会館で行う一般葬が主流となりました。 一方で家族葬のような小規模の葬儀を執り行う人も増え、都市部では自宅での葬儀を希望される方も増えているようです。一日葬
通夜を行わず、葬儀から火葬までを1日で行う葬儀のスタイルを「一日葬」といいます。 通夜を行い2日間かかる式を1日で取り行うため遺族や参列者の負担が軽くなるため、親族が遠方に暮らしている人が多い場合や高齢者が多い場合などに選ばれています。 負担は減らしたい一方きちんとお別れをしたいという方に選ばれている葬儀です。直葬(火葬式)
通夜式や葬儀・告別式などを行わず、少人数の親族などで火葬のみを行う葬儀のことを直葬といいます。 直葬では火葬の際に僧侶にお経を読んでもらいます。 ご遺体は24時間以内に火葬してはいけないという法律での定めがありますので、死亡した場所から安置する場所までご遺体を運び、安置した後、火葬場まで運ぶ必要があります。 また、死亡診断書の提出と火葬(埋葬)許可証の取得等を行う必要はありますので、これらの事を葬儀社への依頼をする必要があります。 直葬は一般葬と比べて費用の負担が減る一方で、故人を葬儀でお別れをしたい親族がいる場合などには対応に注意が必要でしょう。お別れの会・偲ぶ会・自由葬
近年では従来の伝統的な形にとらわれない葬儀やお葬式を執り行う方もいらっしゃいます。 無宗教の方が宗教的な儀式を行わない式を行う場合もあります。 お世話になっているお寺がない人や先祖代々のお墓を持っていない人などに選ばれているスタイルです。 故人の好きな音楽を流したり、セレモニーとしてホテルで執り行ったり、宗教にとらわれない自由なスタイルで行われています。 伝統的な形式で儀式を行いたい親族がいる場合などには注意が必要でしょう。社葬・合同葬
社葬は一般的に遺族などが主催して個人葬として密葬を行った後に、日をおいてから企業が主催して行う葬儀の事をいいます。 社葬では故人が会社に対して遺した功績に感謝し、故人の業績や経験を後世に引き継ぐという社会的行事の意味合いが強い式になります。 個人葬と比べて参列者も多く、会社として執り行う行事として失敗ができませんので、準備も念入りに滞りなく行う必要があります。 合同葬は、企業が遺族と合同で葬儀を行うものを指します。 密葬と社葬を一度に行う事になります。 または複数の企業や団体が合同で行う葬儀も合同葬と呼ばれることがあります。福祉葬
生活保護を受けている世帯の方が亡くなったが、葬儀費用を出すことができないといった場合には、生活保護法第18条(葬祭扶助)に基づき葬儀の費用を受けることができます。 葬祭扶助では、「検案、死体の運搬、火葬又は埋葬、納骨その他葬祭のために必要なもの」の費用が支給されます。生前葬
「生前葬」とは、その名の通り、本人が生きているうちに行う葬儀のことをいいます。 通常のお葬式はご逝去後に故人の家族などが主催して葬儀を執り行いますが、生前葬はご自身が主体となって執り行います。 これまでお世話になった人たちに感謝の想いを直接伝えたいといった意味合いや、自らの葬儀を行っておくことで亡くなった後の遺族の負担を軽減させたいなど、生前葬を行う目的は様々です。 著名人などの生前葬がメディアなどに取り上げられることはありますが、一般的にはまだ浸透していないスタイルですので、生前葬を執り行う際にはご家族や参列者などへの説明や配慮が必要となるでしょう。その他
火葬場で火葬をした後に葬儀を行う「骨葬」や、海や山に散骨を行う「自然葬」というスタイルもあります。 また、自治体のサービスを利用した「市民葬・区民葬」といった葬儀もあります。身の周りの人に負担がかからないような葬儀の種類をお探しの方
ご家族やご親族の方が遠方に住んでいたり、関係性が好ましくないので葬儀の際は負担がかからないように行いたいと考える方も少なくはないです。 このように身の回りの人に頼ることができる人がいない方は、身元保証をしてくれる会社や団体を頼りましょう。 様々な身元保証の会社や団体がありますが、例えば、「身元保証相談士協会」は希望の供養方法や遺言を取りおこなったりと家族の代わりに代行してくれます。 それに加えて、生前に必要な高齢者用施設の入居の手続きと必要品の購入代行・入院の手続きと必要品の購入代行から緊急時の駆け付けもしてくれます。周りに頼ることが出来る人がいなく、老後の生活に少しでもご不安があれば、無料で専門家に問い合わせができますので、活用してみてください。 全国93拠点の会員が
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