身元保証はどのような時に必要になるのか!?

公開日: 2024年12月12日

更新日: 2025年01月18日

  • 身元保証
七瀬さん七瀬さん
皆さんこんにちは、いきわく広報室の七瀬です。
本日は身元保証相談士協会代表理事の黒田氏よりどんなときに身元保証人が必要かについてお話を伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。
代表理事 黒田代表理事 黒田
身元保証相談士協会代表理事の黒田です。よろしくお願いいたします。

身元保証人が必要になる最も多いタイミング

七瀬さん七瀬さん
それでは早速、どのような時に身元保証人が必要になるのか、お話しを伺いたいと思います。
代表理事 黒田代表理事 黒田
身元保証人が必要になるタイミングはいくつかありますが、やはり、一番多いのは、高齢者施設に入居する時になります。施設へ入居する際は、身元保証人・連帯保証人の欄に名前を記載しなければいけないので、その際に身元保証人が必要となってきます。
次に多いのは、病院に入院する時です。入院時の窓口として対応でしたり、お亡くなりになった際には身元引受人として、身元保証人が必要となってきます。
七瀬さん七瀬さん
施設への入居や、病院へ入院する際が、身元保証人を必要とする最も多いタイミングなんですね。

日常生活における身元保証人とは

代表理事 黒田代表理事 黒田
そうですね。それ以外にも、日常生活の場面においても身元保証人が必要となるタイミングがいくつかあります。
例えば、施設に入居されている方で、処方している薬が変更になった場合、薬剤師の方から薬の変更点について身元保証人が説明を聞く必要があります。他にも、ケアプランが変更になった場合にも、ケアマネジャーから変更内容についての説明を受けなければなりません。このような場面でも身元保証人が必要となってきます。
七瀬さん七瀬さん
日常の場面でも身元保証人は必要となってくるのですね。

緊急時やお亡くなりになった際の身元保証人の役割

代表理事 黒田代表理事 黒田
そうです。このような日常生活から施設入居、入院など幅広い役割が身元保証人にはありますが、次に身元保証人が必要となるタイミングが多い場面は、緊急時・お亡くなりになった時になります。
緊急時というのは、これ以上の治療をしても回復の見込みがない場合の、終末期の医療対応を必ず身元保証人が行います。
また、お亡くなりになった際は、死亡の確認をした後、葬儀供養の手配も身元保証人が行っていきます。
七瀬さん七瀬さん
生前から死後まで、身元保証人には多くの役割があるんですね。

その他 身元保証人が必要となる場面

代表理事 黒田代表理事 黒田
そうですね。他にも身元保証人は各種清算手続きをする人にもなりますので、ご自宅の家財処分や、病院に入院していた際は最後の1~2か月分の医療費の支払いなども行います。
七瀬さん七瀬さん
色々な場面で身元保証人が必要で、まるで家族のような役割を果たしているんですね。
代表理事 黒田代表理事 黒田
そうなんですよ。
身元保証人とは、基本的に家族代行のようなもので、我々のような司法書士や行政書士などの専門職が携わっている場合が多いです。
なので、特別なことを行っているわけではなく、家族の方がやっていることを専門家が代わりにやることが身元保証の業務になると考えています。
家族代行とはいえ、葬儀から納骨、お部屋の片付けを1か月~1か月半の中で行っていく必要があります。それを踏まえて、身元保証人は、専門職であっても介護職であっても責任をもってきちんと家族代行をしていくことが非常に重要な仕事になるかと思います。
七瀬さん七瀬さん
身元保証人は身寄りが無い方の家族代行のような役割を担っているんですね。

さいごに

七瀬さん七瀬さん
ありがとうございます。 本日は、身元保証人が必要なタイミングについて身元保証相談士協会代表理事の黒田氏よりお話をお伺いいたました。
本日はどうもありがとうございました。
代表理事 黒田代表理事 黒田
ありがとうございました。

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