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一般社団法人いきいきライフ協会広島

広島市できちんとした身元保証会社を探すには

様々な身元保証会社がありますが、会社によってサービスの内容や信頼度は大きく異なります。
身元保証会社を選ぶ際には、主に「財産の管理方法」「緊急時の駆け付け」「ご逝去後の手続き」の3点を確認しましょう。
「財産の管理方法」は、なるべく第三者機関を通して開設した信託口座を使っていて、ご逝去後の財産は身元保証会社へ寄付となっていない会社が望ましいです。
高齢者施設に入居したり、入院をすると高額なお金を持ち込むことができない為、身元保証人が代わりに財産の管理をします。

もし、ご逝去後に身元保証会社へ寄付する予定になっていた場合、第三者機関を通して開設した信託口座を使っていなければ、生前から使い込みや横領することができてしまいます。

身元保証会社による使い込みや横領は実際に刑事事件になっていることもありますので、気を付けましょう。
いきいきライフ協会広島では、あんしん財産管理支援機構という会社を通して信託口座を開設する為、安心して財産管理をお任せいただけます。

「緊急時の駆け付け」は、身元保証人はご本人様に何かあった場合に駆け付け、入院の手続きや入院の準備等もしなければなりません。 身元保証会社によっては緊急時の駆け付けをしていないことがありますので、しっかりと確認をしましょう。

「ご逝去後の手続き」として、葬儀・供養から年金の停止、電気・ガス・ＮＨＫの解約など様々な事務処理をする必要があります。 身元保証会社の多くはご逝去後の手続きまでサポートしておらず、ご親族に迷惑をかけたくないという気持ちから身元保証会社にお願いをしていても、最後は遠方のご親族に迷惑をかけてしまうということもあります。
最後まで責任を持って身元保証をしてくれる会社なのかしっかりと見極めましょう。

入院時の身元保証もやってもらえますか？

もちろん身元保証いたします！ 病院に入院する場合は、当然のことながらご本人は体調が悪く、細かな手続きを行う事が難しい状況なことがほとんどです。
入院時には入院手続きのほか、入院時の頭金の支払や緊急連絡先の登録、ご本人様に意識がない場合や、意識があっても判断能力がない場合には治療方針の確認など、身元保証人に求められる役割は大きく、また生命に関わる場面もある事からその責任は極めて重要となります。

ご本人が万が一ご逝去されてしまった場合には、ご遺体のお引き受けや未払の治療費の清算なども身元保証人に求められる役割となります。
事前に身元保証契約のご契約を頂いている方は、入院時の身元保証人の対応を随時お受けしております。 なお、身元保証のご契約には一ヶ月ほど時間がかかりますので、新規に身元保証契約をご検討されていらっしゃる方には早めのお申込みをお勧め致します。

高齢者施設で身元保証人は必要ですか？

高齢者施設でも身元保証人は必要となります。 高齢者施設を運営している会社は入居者の生活における様々な場面に大して危機管理を徹底しています。
施設側で責任が取れない事態、あるいは運営に支障が出てしまう様な場合には身元保証人がその責任を担うものとして、施設入居の際には身元保証人をつける事が求められます。

高齢者施設に対して身元保証人が担う役割として次の４つが上げられます。 緊急時の連絡先 入居者に問題が発生した場合の緊急連絡先として登録され、場合によっては速やかにかけつけ対応が必要となる事もあります。 入居者が治療を受ける際の治療方針の確認や入院手続き 入居者が体調を崩されるなどして治療方針が説明される際に同席することや、入院する際には入院の身元保証人として手続きが必要となります。
連帯保証 月額費用の支払いが滞ってしまった場合に、その未払の施設入居費用など各債務の履行を求められます。 入居者がご逝去された場合の対応 ご本人様がご逝去された場合には、ご葬儀の手配や施設の未払費用の清算、退去手続きや片付けなどを身元保証人が引き受けます。

様々な役割をお願いできる身元保証人をつけずに施設入居を進めてしまうと、高齢者施設としても後々お困りごとになる事があるため、身元保証人が必要となります。

身元保証を個人の弁護士・司法書士などの法律家に依頼してもいいですか？

人間関係があって信頼できる方であれば依頼しても問題ありませんが、弁護士や司法書士の行う法律業務に身元保証という業務は含まれていませんので、あくまで法律家としてではなく、ひとりの人間として家族代行を行うという事になります。

身元保証の業務で法律が絡む業務も３～４割ありますが、大部分は日常的に家族が担当するような内容ですので、依頼する身元保証業務の内容には注意が必要となります。

誰に依頼してはいけない、という事はありませんが、終身で最後の最後まで家族のように高齢者の生活サポートを担当していただける方がふさわしいと言えるでしょう。

その為、個人ではなく、法人として継続的にサービスが提供できる事も重要になります。
身元保証人を探す場合には、こうした観点から専門家を探すようにしていきましょう。